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雨戸掃除の方法と注意点を徹底解説

雨戸は雨風や日光を凌ぐだけではなく、プライバシーを保護する役割があります。雨風などに晒され続けることにより、汚れていきます。雨戸の状態により住宅の見た目が変わるため、普段から掃除を行うことが重要です。

なかには「どのように掃除すれば良いか分からない」「雨戸を掃除する際に一体何に注意すれば良いのか」などの疑問を感じているのでは?住宅のメンテナンスに関心のある方に向けて、雨戸掃除の方法に加え、掃除を進めていく際の注意点を取り上げます。

雨戸掃除の重要性

雨戸掃除を行う前にどうして掃除が必要なのかについて押さえておくことが大切。まずは雨戸掃除の重要性を紹介します。

なぜ定期的な掃除が必要なのか

定期的に雨戸掃除が必要な理由として、主に以下の理由が挙げられます。

  • 住宅の見た目を美しく保つため
  • サビなどにより動きにくくなるのを防ぐため
  • 雨戸を交換する頻度を最小限に抑えるため

ホコリなどにより、雨戸が汚くなります。住宅の見た目を美しく保つためにも、雨戸掃除を普段から行うことが重要。

汚れたままにしておくと、雨戸がサビていく点に注意しなければなりません。ホコリやゴミなどがレール・サッシに溜まっていると、雨戸を開閉しにくくなることも。台風などの際に雨戸を開閉し、被害を最小限に抑えることも掃除する理由の一つです。開閉しやすくするために、潤滑油を用いる方もいます。

雨戸の腐食などを防ぎ、交換する頻度を最小限に抑えることも、掃除する理由の一つに挙げられます。部品の交換・雨戸の買い替えの度に費用が発生します。買い替えなどの費用を抑えたいと感じている方は、普段から雨戸掃除を心掛けましょう。

雨戸掃除に必要な道具

雨戸掃除を効果的に行うためには、十分な準備が必要です。人によっては、どのような道具を用意すれば良いのか疑問に感じているのではないでしょうか?道具が揃っているかどうかにより、雨戸掃除を効率よく進められるかどうかが変わってきます。ここでは、雨戸掃除に必要な道具を紹介します。

基本的な道具一覧

雨戸掃除を行う際に必要な道具として、主に以下のものが挙げられます。

  • ゴム手袋
  • ブラシ
  • 雑巾
  • スポンジ
  • 掃除機
  • 中性洗剤
  • カビ・サビ除去用の洗剤

ゴム手袋があると、手を汚さずに雨戸掃除を進めることが可能。洗剤などから肌を守れる点も用意する理由です。

ブラシ・雑巾・スポンジ・掃除機を用いて、雨戸掃除を行います。ブラシを選ぶ際、雨戸に適した大きさ・形状を選びましょう。頑固な汚れを取り除くのにブラシが役立ちます。雑巾は雨戸の表面を綺麗に拭き上げるために使います。スポンジも汚れを取り除くのに役立つ道具です。掃除機を用意する理由は、ホコリや砂などを吸い上げ、雨戸を綺麗にするため。充電式かつ小回りの利く掃除機があると、雨戸掃除を進めやすいです。

中性洗剤を使って、雨戸を綺麗にします。カビ・サビが発生している場合、カビまたはサビ除去用の洗剤も用意してください。

追加で用意するもの

雨戸掃除をする際、追加で用意しておきたいものが存在します。以下の道具を追加で用意すると、雨戸掃除を進めやすくなります。

  • マスク
  • 脚立または踏み台
  • カメラ

マスクをつけ、洗剤の成分などを吸い込む危険を最小限に抑えましょう。脚立または踏み台があれば、高い場所や届きにくい場所を掃除する際に便利です。カメラで雨戸掃除前後の状態を記録し、どのくらい劣化しているかを把握することも、メンテナンスする際のポイント。

雨戸の掃除方法

雨戸掃除の方法は、内側または外側のどちらから行うかで変わります。戸車や戸袋の状態もチェックし、適切なメンテナンスを行うことが重要です。ここでは、雨戸掃除の方法について解説していきます。

内側の掃除手順

内側から掃除する場合、水を流すことができないため、少量の水で雨戸を綺麗にしなければなりません。中性洗剤を雨戸に吹きつけた後、スプレーボトルに入れた水を雨戸に吹きつけます。中性洗剤と水を吹きつけた雨戸を約10分間放置したら、スポンジで優しく擦りましょう。レール部分も綺麗にするのが雨戸掃除のポイントです。乾いた雑巾で水気を拭き取れば、内側の掃除は完了です。

外側の掃除手順

外側から掃除する場合、雨戸を洗った後に自然乾燥させるために天気の良い日に行うことをおすすめします。バケツに水を用意し、ブラシを水で濡らしてください。雨戸の一番上から下に向かって、ブラシで擦り洗いします。レールも洗ったら、雑巾で水気を拭き取ります。

戸車や戸袋の掃除方法

戸車や戸袋の掃除は、雨戸の開閉を行いやすくすることが目的。まずはブラシで戸袋に溜まったホコリ・ゴミを取り除きましょう。掃除機を使えば、奥まった部分のゴミも取り除くことが可能です。戸車を外せる場合、慎重に外し、戸車の溝に入り込んだホコリ・ゴミを取り除いてください。戸車を掃除した後、潤滑油を使って雨戸の開閉を行いやすくします。戸車を元に戻したら、雨戸の動きに問題がないかを把握。問題ない場合、雨戸掃除は完了です。

雨戸掃除の注意点

雨戸掃除を行う上で、一体どのような点に注意すれば良いか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?雨の日や風の強い日は、掃除ができない場合もあるため、天候を確認してから掃除することが重要です。脚立または踏み台を使う際は、安定した場所に設置してください。事故を防ぐことも雨戸掃除の一環。ここでは、雨戸掃除における注意点をいくつか取り上げます。

使用する洗剤について

雨戸掃除で洗剤を使う際、中性洗剤をおすすめします。泡立ちが良く、素材に優しい点がおすすめの理由。雨戸の表面を傷めたくないと感じている方は、中性洗剤を用意しましょう。酸性洗剤は雨戸の腐食・変色を引き起こすこともあります。酸性洗剤を使う場合、雨戸の素材を確認し、使っても問題ないか判断することが大切です。

洗剤が残らないように、水で洗剤を洗い流すことも注意点の一つ。雨戸を長持ちさせるためには、洗剤を雨戸に残さないようにしてください。

ゴム手袋の使用を推奨

雨戸掃除を行う際には、ゴム手袋をつけることを心掛けましょう。洗剤やホコリ、カビなどから身を守ることがゴム手袋を用意する理由。アレルギーなどの原因を最小限に抑えることも、雨戸掃除の一環です。

雨戸を外す際の注意点

雨戸を外す際は、雨戸がしっかり留まっているか確認しなければなりません。場合によっては、特定の工具がないと雨戸が外せない場合も。雨戸掃除を行う前にドライバー・レンチなどの工具があるか把握することをおすすめします。

雨戸本体を支えながら外し、下に落下させないことも掃除する際の注意点です。外した拍子に突然落してしまうと、ケガなどの問題が発生する場合があります。周囲に人がいないかどうかも確認した上で、雨戸掃除を進めましょう。

こんな劣化があればリフォームを検討

雨戸は年数の経過とともに劣化していきます。窓などの状態によっては、リフォームも検討する必要があります。最後に、リフォームに関するポイントを取り上げるので、気になる方は一度参考にしてみてください。

雨戸の色褪せや変形

雨戸に著しい色褪せや変形が見られる場合、リフォームを一度検討することをおすすめします。紫外線や湿気、雨風により、色褪せや変形が起きます。反り・歪みがあると、雨戸が開閉しにくくなるので、注意しなければなりません。状態によっては、完全に開閉できなくなることも。

動きが悪くなる原因

雨戸の動きが悪くなっているかどうかも、リフォームを行うかどうかの決め手です。雨戸自体の劣化をはじめ、取り付け方が不適切・レールの上に溜まったゴミなどが動きが悪くなる原因。取り付けられている雨戸がズレていると、レールへの負担も大きくなります。開閉時に引っかかる場合もあるため、リフォーム会社に雨戸の点検を依頼してみてはいかがでしょうか?

まとめ

雨戸掃除は、住宅の見た目を美しく保つだけではなく、雨や風などを凌ぐ上で重要です。腐食などが起きてしまうと、雨戸の買い替えなどを検討しなければなりません。掃除する際に窓などに問題がないかチェックすることをおすすめします。雨戸の開閉時に引っかかりなどがあるかどうかがリフォームを行うかどうかの決め手。

「リフォーる」では、雨戸などに関するご相談を受け付けています。関西を中心に水まわりのリフォームを行っているので、住宅に関する悩みがある方は弊社まで一度お問い合わせください。