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風呂掃除グッズの効果的な使い方と選び方

お風呂は日々の疲れを癒す上で欠かせない場所です。使う頻度が多いため、どうしても汚れが溜まっていきます。水垢やカビなどの汚れがどうしても気になる方が多いのではないでしょうか?効率よく掃除を進めていくためにも、お風呂の掃除グッズを上手く使いこなすことが大事。

今回はお風呂の掃除グッズの効果的な使い方に加え、選び方について取り上げます。掃除などに関心のある方は、一度参考にしてみてください。

風呂の掃除グッズとは

お風呂の掃除グッズは、浴室を掃除するための道具・洗剤のこと。さまざまなメーカーがお風呂の掃除グッズを製造しています。効率よく掃除を進めるためには、各掃除グッズの特徴を理解し、上手く使いこなすことが重要です。まずはお風呂の掃除グッズの基本・種類について触れていきます。

風呂の掃除グッズの基本

お風呂掃除を行う前に必要なお風呂の掃除グッズを一通り用意しておくことが基本。必要な道具・準備などをリストアップし、不足している掃除グッズがないか把握できる状態にしましょう。

浴槽はもちろん、浴室の壁や床、鏡などの汚れを落とすために掃除グッズを上手く使い分けることが浴室を綺麗にするポイントです。仕上げのことも考慮し、マイクロファイバークロスなどの吸水性に優れた掃除グッズを用意することをおすすめします。

掃除グッズの種類とそれぞれの特徴

掃除グッズには、数多くの種類があります。代表的なものとして、以下のものが主に挙げられます。

  • スポンジ
  • ブラシ
  • 洗剤
  • マイクロファイバークロス

スポンジは浴槽などの汚れを落とすのに役立つ掃除グッズ。柔らかいスポンジの場合、浴槽などを傷つけずに済みます。

ブラシは浴室の壁などにこびりついた汚れなどを落とすのに役立ちます。硬い繊維でできたブラシの場合、隙間や深いシワに対応することが可能です。硬すぎると、浴室の床などを傷つけてしまうため、掃除する際は注意しなければなりません。

洗剤は水垢・カビ・石灰質の汚れなどを落とす際に使います。肌や環境に優しい洗剤の場合、安心して使うことができます。

マイクロファイバークロスは細かな繊維により、汚れを吸収する掃除グッズです。吸水性に優れているため、仕上げの拭き掃除に役立ちます。

風呂の掃除グッズの選び方

「お風呂の掃除グッズをどのように選べば良いか分からない」などの疑問を感じている方も多いのでは?掃除グッズの特徴を一つひとつチェックし、使いやすさを重視することが大切です。浴槽や浴室の壁や床など、掃除する箇所によって選択するグッズが変わります。ここでは、お風呂の掃除グッズの選び方を紹介します。

汚れに応じた選び方

浴室には、さまざまな汚れがつきます。汚れに応じて、適切な掃除グッズを使い分けることが重要。

水垢や石鹸カスはアルカリ性の汚れのため、酸性洗剤で落としていくことをおすすめします。アルカリ性洗剤は皮脂汚れやカビを落とすのに適しています。洗剤の取扱説明書を確認した上で、浴室の掃除を進めましょう。配合されている成分が洗剤ごとに異なります。普段から浴室内の掃除を行う場合、中性洗剤の使用がおすすめです。軽い水垢をはじめ、さまざまな汚れに対応できます。

頑固な汚れを落としたい場合、力を入れやすいハンディタイプのブラシを使ってみてはいかがでしょうか?

素材や耐久性を重視するポイント

素材や耐久性もお風呂の掃除グッズを選ぶ上で重要なポイント。柔らかい素材のスポンジやブラシは、浴槽などが傷つきにくいです。硬いブラシは目地などについた頑固な汚れを落とすのに適しています。硬いスポンジやブラシなどで強く擦ってしまうと、浴槽などが傷つく可能性もあるので、注意しなければなりません。

耐久性に優れているかどうかも掃除グッズを選ぶ際のポイント。耐薬品性・耐熱性は、掃除グッズによって異なります。長く使い続けたい場合、耐薬品性・耐熱性に優れた掃除グッズを揃えることをおすすめします。

ブラシを使う場合、柄の長さがどのくらいかも重要です。高い場所を掃除する際は柄の長いブラシを用意しましょう。ブラシによっては、柄の長さを調節できます。

風呂掃除グッズの使い方

お風呂の掃除グッズを一通り揃えた後、どのように使えば良いかを押さえましょう。ここでは、浴室の掃除をどのような手順で行えば良いかに加え、場所別の掃除方法も取り上げます。効果的に掃除するテクニックを知りたい方は、一度チェックしてみてください。

基本的な掃除手順

まずは浴槽や床をお湯で濡らし、汚れを柔らかくします。次に洗剤を浴室に捲き、数分間放置。何分放置するかを判断するため、取扱説明書を確認してください。汚れが頑固な場合、放置する時間をかけることが重要です。

時間が経ったら、スポンジやブラシで汚れた部分を擦っていきます。隙間や目地の部分まで掃除しましょう。擦る際、強く擦り過ぎないことが大切。強く擦った拍子に、浴槽などを傷つけてしまうかもしれません。汚れを落とした後、シャワーで浴槽などをすすいでいきます。

最後にマイクロファイバークロスで水分を拭き取り、カビの発生を抑えます。カビは湿気の多い場所に発生しやすいです。

場所別の掃除方法

お風呂の掃除は場所に応じて、掃除の手順・使用する掃除グッズを変えていく必要があります。

浴槽

浴槽には、皮脂や毛、シャンプー・ボディソープの残りがつきやすいです。スプレー式の洗剤を浴槽全体に吹きつけた後、一定時間放置。その後、柔らかいスポンジで浴槽についた汚れを擦り落とします。最後にシャワーで浴槽をすすぎます。

浴室の壁・床

浴室の壁や床には、水垢や石鹸カス、カビがつくことが多いです。洗剤を浴室の壁や床につけた後、ブラシで擦りましょう。汚れを落としたら、シャワーで浴室の壁や床をすすいでください。

蛇口・シャワーヘッド

蛇口やシャワーヘッドも、使っていくうちに汚れていきます。水垢がついている場合、クエン酸で落すことが可能。スプレーボトルに200mlの水と小さじ1杯のクエン酸を入れ、よく振ります。汚れがついている場所にクエン酸を吹きつけた後、スポンジで優しく擦っていきます。汚れを落としたら、水ですすげば完了です。

効果的な掃除のテクニック

入浴後は湿気が残っているため、汚れを落としやすいです。浴室の掃除は、入浴後に行うことをおすすめします。

浴室の天井・壁から順に掃除を行うことで、掃除の手間を省くことが可能。上から下への原則を守り、掃除の時間を短縮しましょう。

最後に入浴した人が排水口に溜まったゴミを捨て、衛生状態を保つことも掃除のテクニックです。髪の毛などを取っておくことにより、雑菌が繁殖しにくくなります。入浴後に換気を行い、カビや雑菌が繁殖するのを防いでください。

風呂掃除グッズのメンテナンス

お風呂掃除グッズを長持ちさせるためには、普段からの手入れが必要です。手入れしても使えなくなった場合、交換しなければなりません。ここでは、お風呂掃除グッズのメンテナンスについて取り上げます。

長持ちさせるための手入れ方法

お風呂掃除グッズを使った後、余分な洗剤を洗い流し、雑菌の繁殖を防ぎましょう。スポンジやブラシは、カビが発生しやすいです。洗った後掃除グッズを乾燥してください。できる限り乾燥した場所に保管し、湿気を対策することをおすすめします。

交換時期の見極め方

お風呂掃除グッズを使い続けていくうちに、使い物にならなくなる場合があるため注意が必要。どのタイミングで掃除グッズを交換するか見極めなければなりません。

スポンジの場合、形が崩れていないかチェックしてください。表面が毛羽立っている・泡立ちが悪くなっているかどうかもスポンジを交換するかどうか判断するポイントです。

ブラシの場合、毛先が開いているかどうかチェックしましょう。持ち手がひび割れしてる場合も交換するタイミングです。

洗剤の使用期限を確認し、使えるかどうか判断する必要があります。使用期限を過ぎている場合、新しい洗剤で浴室内を掃除することをおすすめします。

風呂掃除グッズのおすすめ商品

浴室の掃除を行う際、どのような掃除グッズを使えば良いか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?ここでは、おすすめの商品を何品か紹介します。

人気の掃除グッズランキング

風呂掃除に役立つ人気の掃除グッズをランキング形式で取り上げます。いずれの商品も多くの家庭で高評価を得ているので、ぜひ参考にしてください。

1位:スコッチ・ブライト バスシャイン 抗菌スポンジ

スコッチ・ブライト バスシャインの抗菌スポンジは、研磨粒子が用いられていないため、浴槽などが傷つきにくいです。抗菌加工が施されている点も特徴に挙げられます。タオルバーなどに引っ掛けられるため、収納に困りにくい点もおすすめできるポイント。

2位:tidy プラタワフォーバス

tidyのプラタワフォーバスは、水捌け用の凹凸のある床を掃除するのに適したブラシです。毛先がとがっています。浴室の隅に入り込み、細かな汚れを落としたい場合におすすめ。数多くの穴が開いているため、通気性に優れています。乾燥させやすいので、気になる方は一度チェックしてみてください。

3位:ウタマロ ウタマロクリーナー

ウタマロのウタマロクリーナーは、浴室・トイレ・キッチンなどの掃除に使える中性洗剤です。使い方は水垢などに直接吹きつけた後、約5分間放置してからマイクロファイバークロスなどで拭き取るだけ。泡で汚れに密着するため、1回吹きつけるだけで広範囲の汚れを拭き取ることができます。アミノ酸系洗浄成分を配合しているので、臭いが気になりにくいです。

実際に使ってみた感想

実際におすすめの掃除グッズを使った感想を紹介します。

スコッチ・ブライト バスシャイン 抗菌スポンジ

スコッチ・ブライト バスシャインの抗菌スポンジを使った方のなかには、軽い力で汚れを落とすことができたと感じている方がいます。他にも、丈夫な点やポールに引っ掛けられる点を評価している方も。

tidy プラタワフォーバス

tidyのプラタワフォーバスを使った方のなかには、いろいろな角度で使える点で評価している方がいます。スポンジに比べ、軽い力で汚れを落とせる点に満足している声もあります。

ウタマロ ウタマロクリーナー

汚れ落ちが良く、手荒れがあまりない点に満足している方がいます。色や香りがついていない点も評価されている理由です。スプレータイプのため、使いやすいと感じている方も。中性洗剤を探している方は、ウタマロのウタマロクリーナーを一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

掃除だけでは解決できない場合の対策

浴室の汚れなどを掃除をしても解決できない場合、リフォームを検討する必要があります。最後に、リフォームが必要なサインなどについて解説していきます。

リフォームが必要なサイン

リフォームが必要なサインを見逃さないことが浴室を使い続けるポイント。主に以下の点をチェックし、リフォームが必要かどうか判断してください。

  • タイルのひび割れ
  • 排水管の詰まり・異臭
  • カビ・黒いシミが頻繁に発生しているか

ひび割れたタイルは、水漏れの原因になるため、浴室を使う際は注意しなければなりません。排水管の詰まり・異臭は、排水管が劣化しているかどうかを見極めるポイントです。浴室の壁などにカビや黒いシミが頻繁に発生している場合、湿気が溜まりやすくなっています。湿気が溜まりやすいかどうかを踏まえ、リフォームするかどうか判断しましょう。

リフォームのタイミングを見極める方法

水まわりの設備の耐用年数を迎えているかどうかがリフォームのタイミングを見極める方法。一般的に、水まわりの設備の耐用年数は10~15年です。一目見て著しく劣化しているかに加え、使い勝手が悪くなっていないかもリフォームするかどうかの判断基準に挙げられます。家族構成やライフスタイルの変化も、リフォームのタイミングです。

リフォーム相談の手順

リフォームの相談を行う際、以下の手順で進めていきます。

  1. リフォームしたい箇所・浴室の問題点を整理する
  2. リフォーム会社の情報収集を行う
  3. リフォーム会社に相談する
  4. 浴室の点検、現場調査
  5. リフォームプランの提案・見積り
  6. 提案内容に満足した場合は契約の手続きを進める
  7. 契約後に工事を行う
  8. 引き渡し
  9. 引き渡し後にメンテナンスを定期的に行う

見積りの段階でリフォームに関する質問を行い、疑問を解消してください。リフォームの進捗報告を受けた際、リフォームについて質問できます。工事の仕上がりに満足した場合、引き渡しが行われます。リフォームが済んだら終わりではなく、引き渡し後もメンテナンスを定期的に行うことが大切です。

まとめ

お風呂は使う頻度が多い場所のため、こまめに掃除しなければなりません。カビなどを放置し続けると、健康被害などに悩まされる場合も。排水口が詰まっていると、水漏れや悪臭などの問題が発生します。掃除する際は浴槽などを細かくチェックすることが重要です。

汚れに応じて掃除グッズを使い分け、浴室を綺麗にしましょう。商品の説明だけではなく、実際の口コミも踏まえた上で、どの掃除グッズを購入するか検討する必要があります。また、掃除だけでは解消されない場合や耐用年数を過ぎている場合は、リフォームすることを検討してみて下さい。

「リフォーる」は水まわりのリフォームを専門に行っています。浴室などに関するご相談も受け付けているので、一度お問い合わせください。